学生時代に抱いていたUBEのイメージは「セメントをつくっている会社」です。でも調べていくうちに、セメント以外の製品も手がけていること、それが身の回りのさまざまなものに使われていることを知りました。UBEがつくっている素材は、最終製品として世の中に出ることは少ないです。しかし、世の中のあらゆるモノを生み出すためのもととなる必要不可欠な存在です。そんな「縁の下の力持ち」なところに惹かれましたね。また、工場見学や会社説明会でお話しした社員の方々が親切でしたし、「こんなにも大きな工場のある会社の一員になりたい!」と思い、入社を決めました。
私の所属している医薬品質管理グループは、工場に入荷される医薬品の原料や中間体の試験、そして社外に出荷する前の製品試験を実施しています。扱う品目は非常に多く、さらには品目ごとに複数の試験項目があります。中でも私は、中間体試験と製品試験に携わっており、化合物の分析法の一つである「高速液体クロマトグラフィー(HPLC)」を用いて、純度試験や定量試験などを実験室で行っています。最近では「エルダー」という新入社員の教育担当もしており、自身の成長とともに後輩の育成にも励んでいます。
日頃行う試験には必ず納期があるため、自分自身で仕事の計画を立てていきます。試験が順調に進められ無事に終わったときは、ホッとした気持ちと嬉しい気持ちが混ざって不思議な感覚ですね。私の仕事は、品目や試験法によって内容が異なります。だからこそ、一つひとつの仕事に新鮮味があり、それぞれの作業でスキルを身につけられます。これからもたくさんのことにチャレンジしていきたいと思っています。
1年目の終わり頃のこと。新しい試験を任され、先輩からアドバイスをいただきながら進めていました。しかし、別の試験も同時に進めていた時期だったため、焦りからミスをたくさんしてしまいました。もちろん、すごく落ち込みました。そんなとき先輩たちから温かい言葉が……。「落ち着いて、ゆっくりでいいからね、誰でもミスはするものだからさ」。その言葉を耳にして、気持ちが楽になりました。今では私にも後輩ができました。後輩がミスをしたら、あのときいただいた温かい言葉を自然に言えるような “やさしい先輩” になりたい。そんな小さな夢を抱いています。
仕事に慣れてきて、少しずつ一人で任されることが多くなると、複数の試験を同時進行することが増えてきます。それらの試験を時間内に完了できるよう、効率良く進めることが大変でした。でも先輩からアドバイスをいただいたり、実際に先輩の作業を見たりしながらコツやノウハウを身につけていきました。その中で「優先順位をつけて仕事を進めていくこと」の大切さを学びました。あのときの学びの期間は、私にとってかけがえのない財産になっています。
「考える力」をもっと身につけて、仕事をマスターしていきたいです。そのためには一つひとつの作業が、どういう意図で行われているのかを理解することが大切だと思います。特に試験結果に不具合が生じたときには「なぜそうなったのか、何がいけなかったのか」ということを自分なりに考え、チャレンジを続けていきたいです。また、現在私が関わっている仕事以外にもUBEでできることはたくさんあります。いつかは自分の知らない新しい分野にもチャレンジし、仕事をもっともっと楽しんでいきたいと思っています。
職場を明るくしてくれるムードメーカーです。彼女の周りはいつも笑いが絶えず、
男女問わず人が集まってきます。仕事面では何事にも積極的にチャレンジし、
のほほんとした見た目の印象に反して仕事を覚えるスピードが早く、一目置かれる存在です。
1年目から重要な仕事にも抜擢され、スムーズに取り組んでいるところには感心しました。
現在は新入社員の指導役としても存在感を発揮してくれています。5年後、10年後の成長が楽しみな期待の若手です。
インドア・アウトドア、どちらも好きです。バスケやバドミントンをしたり、会社の行事に参加してみたり、一方で家にいるときは絵を描いたり、ドラマ見たりとゴロゴロして過ごしています。中でも一番好きなのは、絵を描くことですね。「ゼンタングル」という柄を描くことにハマっています。そのときの思いつきで柄を描いていくので、とても楽しいです。仲の良い会社の先輩や一緒にバスケをしている先輩とご飯に行くこともあり、いろんな人たちと交流しながら充実した休日を過ごしています。
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