僕ならではのプロフェッショナルへ。とことん突き進んでいきたい。

ポリイミドという素材を使った分離膜。これは混合ガスの中からある特定のガスを効率よく取り出すことができる便利な製品です。私は分離膜を製造する部署で生産技術を担当しています。業務内容としては、生産方法の改善を検討することや装置の改造、最近では新しい装置の導入に関わることもあります。その際は、現場を借りて装置の試作を実施することが多いです。もちろん試作においては毎回成功を収めるわけではありませんが、トライ＆エラーを繰り返しながら、小さな手ごたえをチャンスに変えています。

社内で毎月開催される収益改善成果発表大会にて、原価低減に関して発表しました。準備においては、資料づくりを1ヶ月ほど前から始め、先輩社員にアドバイスをもらいながら順調に進めていき、発表大会1週間前を迎えました。しかし、ここでいくつか修正の必要な点が見つかりました。そこから先輩と必死に修正作業に取り掛かり、何とか発表大会当日に完成。無事に発表を終えることができました。今では笑い話にもなる思い出ですが、最後まで指導してくれた先輩には感謝の気持ちでいっぱいです。

分離膜のプロフェッショナルになりたいです。まだ全種類の製品に精通しているわけではありませんし、最近新規でつくり始めた種類もあるため、学ぶことはこれからもっと多くなります。先輩のアドバイスを吸収しながら、知識・経験を積んでいきたいです。ただ「先輩と同じ」ではダメだと思っています。常に自分なりの考え方を持つようにして、“自分ならではのプロフェッショナル”をとことん追求していきたいと思います。また、資格取得のために現在勉強中なので、試験に向けて頑張りたいです。