Person
開発
新製品を世の中に送り出したい
- Initial
- R.I.
- Department
- 開発
- Career
- 3年目
01
入社理由
大学では有機合成による新規化合物の合成とその物性評価を行っていました。就職活動に際しては、自分の仕事や研究を製品として送り出して社会に役立てたいと思い、化学メーカーを志望しました。UBEは合成ゴムをはじめとする素材や電池材料などの機能品、そして医薬品といったように事業が幅広く、さまざまな経験を積んで成長できることに魅力を感じました。説明会や選考過程で出会う社員の方の印象が良く、一緒に働きたいと思ったことも決め手の一つです。
02
仕事内容
社会の安全を生み出す
合成ゴムの代表品種の一つである「ブタジエンゴム」の研究開発を行っています。ブタジエンゴムはその多くがタイヤに使用されています。低燃費性や耐久性、ブレーキ性能などさまざまな評価項目があり、加えてトレードオフとなる性能もあるため困難な場面も少なくありません。しかし、タイヤという私たちにとって身近な製品の素材をつくり、社会の安全・安心を生み出していると強く実感できる仕事です。
03
仕事のやりがい
「社会の未来を支える製品を開発している」という点にやりがいを感じます。開発した合成ゴムから生み出されるタイヤの燃費や耐久性が改善されれば、排気ガス削減や資源節約などの環境保護にもつながります。性能改善や課題解決を目指し、仮説を立てては実験を繰り返して検証していくことを、知恵比べのように楽しんでいます。
04
印象的なエピソード
入社2年目、自分のアイデアから始まった仕事で初めて特許を出願しました。学生時代の経験から思いついたアイデアだったのですが、上司に相談したところ、「いいね!そういうのどんどんやってよ!」とすぐに許可をもらい実験に着手しました。知的財産部の方や上司からアドバイスを受けながら明細書をつくり、そして「自分の特許」と胸を張れるものを初めて出願しました。大きな自信になりましたし、若手でも自分の意見で仕事ができるやりがいある環境だと感じた忘れられない経験です。
05
これからの目標
UBEの持つ多様な製品に携わり、知識を深めていきたいです。現在私が携わっている合成ゴムは素材寄りですが、今後は製品に近い事業にも携わりたいと思っています。製品に近い事業となると、より多くの知識が必要で、要求される課題もまた多くなると思います。それでも努力を続けていきたいです。そして、さまざまな知識をうまく組み合わせることで、いつの日か自分ならではの発想から新製品を開発し、世の中に送り出したいと思っています。